能登朝奈さんと岩田智子さん

太陽の日差しはまだ強いものの朝と夜の風が涼しくなりました。
秋の実りはもうすぐです。

今回は2人の女性作家をご紹介いたします。

能登朝奈さんは福島県で活動されているガラス作家で、

「パート・ド・ヴェール」のガラスを中心に作品を生み出す女性作家です。

パートドヴェールとは・・・鋳型にガラスを敷き詰め窯で焼き上げ形成する独特な技法。 

濁りのガラスは重厚感があり古くから使われてきたような

雰囲気を醸しだします。

凛とした生地と女性らしい曲線のバランスが魅力的で、

使い手のイマジネーションを触発してくれそうな作品です。

埼玉県行田市で活動されている岩田智子さんは四角い花器『草の器』

が有名ですが、手びねりで作られる彫刻のような作品も数多く作られます。 

心を擽られるような遊び心もあり、陶器で出来た花は

生花のように岩田さんの花器に挿せるように作られています。

遥か彼方から受け継がれてきたような姿は

小さい花器ながら存在感があります。

能登朝奈さんと岩田智子さん

お二人の作品も共存するかのように仲良く並んでいます。

是非お手にとってご覧くださいませ。