2014年3月7日金曜日

polarnoさんのアトリエへ









ポラーノさんを訪ねて、自然豊かな栃木にあるアトリエへ足を運びました。
神社の社務所だったという場所で制作活動をしている
ポラーノこと澤村木綿子さん。
毎日毎日、使い込まれたお家の中で、外から聞こえてくる
風の音や小鳥のさえずりに耳をすませながら
こつこつと手元を動かします。


「音が違うんです。冬の寒いときは木枯らしの音、
暖かい日には小鳥のさえずり、田んぼに水がはいったあとには
カエルの大合唱。食べ物も年中同じものが並んでいる訳じゃなくて
旬がある。出遅れると好物の食べ物も手に入らないこともあったり。笑」


土の臭いを感じられる
日本昔話に出てくるような風景が広がる里山、
自然が豊かなこの土地に移り住み
ますます自然とのつながりを体感されている澤村さん。
その中で生み出される作品は、
自分で糸や生地を染めるところから始まります。



























新作の 「春のくびかざり」は、
クチナシなどで染めた生地を花輪にしたもの。

「この冬、ほんとうに寒くて春が待ち遠しいです」
という澤村さんから紡ぎだされるお花のくびかざり。
春への想いがたくさんつまった作品の数々。
たくさんの方に、春の軽やかな風を感じてもらえますように
とそえられた手紙と一緒に届きました。

明日より、東京店2Fにて
polarno 春の装い 小さな発表会を開催します。
新作さくらのくびかざりや定番のハトブローチもお目見え。
まだまだ寒い日が続きますが、
ひとあし先に春風を感じにいらしてみてください。