厚い雲から落ちる雨粒が野山をきれいに洗い流してくれます。
この時期に森に入ると、木々が水を飲む音が聞こえてきそうです。
今回は、益子町の隣、茂木町に工房を構え、木工作家をされている安彦年朗さんを尋ねました。
茂木駅から程近く、古い神社の敷地内に安彦さんの工房はあります。
安彦さんは、10年以上スペインに住まわれて、そこで照明製作を学び、作家活動をしてきました。
今は、カッティングボードやトレー、茶托、カトラリー、照明などを主に製作しています。
工房の上にある古い神社
材料となるさくらやエンジュ、漆の木は、ご自身で山から切り出してくるのだそうです
木材加工の機械
安彦さんの手となる使い込まれた道具
安彦さんの真骨頂は、この木のシェードランプ
エンジュの丸太から削り出す大変手間のかかった作品です
カッティングボードは、ここから更に磨いて、カビ防止の為にオイルを表面だけでなく、横から中へ染み込ませていくのだそうです
同じ敷地内に工房件自宅がある、アクセサリー作家polarnoの澤村さんがお茶をお出しして下さり、なんだかんだ2時間あまり談笑してしまいました
お二人ともお忙しいのに、お付き合い頂きありがとうございました
左:足付きトレー(税込)5,184円 右:取っ手付き鉢(税込)5,508円 @益子店
カッティンッグボード(税込)6,480円 ※サイズによって値段が変わります
エンジュの木の茶托 (税込)2,880円〜 @益子店
安彦さんの謹厳実直な性格が伝わる愛らしい作品。
是非、お手に取って感じてみて下さい。