2014年7月27日日曜日

リムル -古代装身具展- @東京店

リムル-古代装身具展-が東京店の2階で
開催中です。
本日から少しずつ作品を紹介していきたいと
思います。

古代西アジアのデザインを復刻した
金細工のリングです。
編み込みと粒金細工を施されたデザインは
強さを感じます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
こちらは
遺跡などから発掘された12世紀頃のラピスラズリに
象嵌(ぞうがん)加工をしたビーズと石に金の帯を
付けたゴールドバンドのビーズをあわせたネックレス
です。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
歴史の書物にも記載されている大変貴重な
もので、古代、イラン周辺で流行したようです。
今は埋め込まれていたトルコ石はないものの、
長い間眠っていた時の流れを感じます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
こちらは
インダス文明が起源となる
エッチングカーネリアンのリングです。
蜘蛛の文様や五芒星、シカなど、
古代インダスでの祈りや願いが込められて
いるように感じます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
エッジングとは古代から伝わる文様を
描くときの手法で、アルカリ性の植物液を
塗り、高温で加熱させ浸食させる方法で
色々な文様が描かれていたそうです。
まだ数字やローマ字がない時代、どんなことが
描かれていたのか、是非お手に取りイメージ
してみてください。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
もう滅びてしまった文明や歴史の背景
どんな事がその時代に栄えていたか
とてもロマンがあるリムルさん古代装身具は
見ているだけで時間があっという間に過ぎて
しまいます。
実際に手に取ることが出来るのは大変貴重
ですので、是非この機会にご高覧くださいませ。
 
次回リムル片桐さんの在廊日は
8月1日(金)・2日(土)・3日(日)です。