東京店では、
小さな発表会 結城規子さんによる「組紐展」を
開催いたしております。
組紐とは、帯びしめなどに用いられる紐を作る技術。
古来、日本では道具としてこの組紐を使っていました。
その歴史は縄文時代にまでさかのぼります。
やがて、馬の手綱や武具の紐、お祭りのときのお飾りなどに
利用されるようになります。
帯紐のように絹糸の色使いを楽しむ装飾的な組紐も誕生しました。
結城さんはその組紐の魅力をわたしたちの暮らしに合わせて
より身近に感じられるように、そして気軽に身につけてもらえるようにと
アクセサリーやメガネの紐などにこしらえます。
お師匠さんの手元をみながら、組紐の技術を習得していくという
お話を伺いました。設計図のようなものは存在せず、
お師匠さんの動かす手の順番を覚え、また自分の手元を動かして
体得していくというその凄まじい集中力より鍛錬されてきた技術。
その紐の織りなす模様や色使い、真鍮ビーズやガラスビーズなどを
組み合わせた結城さんならではの組紐の世界をご堪能いただけます。
6月21日（土）17時以降、22日（日）終日は結城さんによる組紐実演も
店内でご覧いただけます。
ぜひこの機会にご来店ください。