2011年9月1日木曜日

松村栄治さんの器

8月27日より始まりました
松村英治さんのscarab展。
1Fには松村さんの定番の織部や焼しめの
器をご紹介しています。







焼しめの器は、黒っぽくなるまで
赤土を3度焼いてサンドペーパーのようなもので
磨きいて仕上げたもの。
釉薬がかかっておらず、土のそのままの表情を
お楽しみいただけます。さわり心地もとてもなめらか。



2Fで展示しているscarabとは真逆に感じる世界観。
器は七寸や四寸など、フレームが決められている
道具。その中で、松村さんは高さや釉薬の表情、
使い勝手を考えたフォルムを追求。
スカラベなど芸術性が強い作品と同じようにこだわりを
貫いた器です。



白化粧をほどこし、さらに織部釉をかけた器は
ビリジアングリーンで存在感があります。




松村栄治さんのふたつの世界観がご覧いただけます。
どうぞお楽しみください。