2012年4月8日日曜日

リムル「金細工の世界」




















古代ピュー王国の金細工。
ピュー王国とは、現在のミャンマー(ビルマ)に
2〜6世紀の間に存在した王国の名前。
この王国では、ギリシャやローマとは違う金細工の
デザインが生まれた。



















ハチモチーフのピアス。
現代の金細工職人に製作してもらったリムル
のオリジナルアクセサリー。
ハチが集めてくる「蜂蜜」は古代から貴重とされて
きた食べ物。エジプトでは「ハチ」は神としても
あがめられていた。古代装身具にはこの「ハチ」モチーフ
はよく見られる。



















お花のピアスと透かし模様のピアス。
50パーツ近くの金細工をロウ付けで
つけて、あじさいのようなお花の形に
仕上げていったもの。

リムルを主宰している片桐さんは、大学時代に
ネパールへ留学。文化人類学を現地で調査、研究して
いました。バザールや文化を研究していた中で
ネパールの金細工のすばらしさに出会ったそう。
このすばらしい金細工を日本に紹介したいと
はじめて日本にネパールの金細工を紹介したのが
片桐さん。
ものの成り立ちから、物事の原点を突き詰めたいと
いうその根っからの研究熱心な性格から、古代装身具の世界へと
魅了され、今もなお研究と古代のビーズや金細工の紹介と
研究を行っています。

魅力的な装身具の世界どうぞご堪能ください。

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リムル・古代装身具展
会期中〜4/15(日)まで
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